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最近の結婚は、以前の結婚とどのように違うのかについてあれこれ
かつては、結婚後の生活に、男女同じ予測が持てたといえます。
いわゆる、かつては、結婚後の役割分担は、
心配をする必要が、なかったという点があります。
つまり、結婚後のライフスタイルが、
妻が家庭に入って、夫が外で働くということになっていて、
結婚したら、どういう生活になるかという事について、
お互いに、すり合わせる必要がなかったわけです。
別い役割分担などを、交渉しなくても少なくとも、
子供が生まれたら、女性は仕事を辞めるんだろうなとか、
サイフを妻に、任すのだとか、
両者が、結婚後に臨むライフスタイルが、一致していたわけです。
実際、ほとんどの女性は、
結婚と同時に、あるいは出産を機に、仕事を辞めていました。
このように結婚後の、ライフスタイルに対する選択肢が
ほとんどなかったことは、双方が早く、
結婚を決めることができた、大きな要因だったわけです。
さらにかつての若年男性には、収入が安定していて、
年々、増大する見込みがありましたから、
経済的な心配をする、必要もありませんでした。
結婚後の、ライフスタイルの水準のすり合わせも、
経済的水準の、心配もしなくても済みましたので、
つまり、結婚後の生活が予測でき、かつ、
その予測に男女間の相違が、なかったと言えたのです。
だから、どんどん結婚できたというのが、
戦後から1980年初めまでの、状況であったといえます。
結婚後のことを心配する必要がなければ、
付き合い始めてから、次の結婚の、
決断のステップに、至るまでの時間も、
少なくて、済んだだわけです。
かつては、付き合い始めてから結婚まで、平均2年ぐらいでした。
実際、職場結婚についても、男性の場合、最初の配属先の職場で、
結婚するケースが非常に、多かったという結果が出ています。
やはり年月の経過に伴って、結婚がしにくくなってきています。
結婚の年齢も、全体的に後にずれてきています。
というわけで学生時代に、結婚相手が見つかった人は、
ある程度早く結婚するのですが、いったん社会に出てからは、
なかなか結婚相手が、見つけにくくなっているわけです。