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結婚前の美点は、結婚後には、欠点に代わることもあるってこと
知っておいた方がいいです。
お酒を飲まなければ、いい人なんだけどとはよく聞くセリフです。
夫の酒癖の悪さに、ホトホト嫌気がさして、
お酒を飲んでウダウダと、クダをまかれるたびに、
夫への情熱が冷めていくむなしさを感じている妻は、
決して少なくありません。
特に普段は、おとなしいタイプで、
人一倍、他人に気を使うタイプの人は要注意なんです。
人に気を使うのですが、口下手で、自分の思っていることうまく、
相手に伝えられない人は、良く誤解されます。
まじめで、コツコツタイプですが、要領は決して良くない、
口下手と要領の悪さが災いして、努力している割に、
上役の受けが悪く、同期に比べて出世も遅れがちの人、
こういうタイプは結婚すれば、悲惨な結果が待っています。
婚活中はよくわからないのですが、お酒を飲むと、
人が変わるということはよく聞かされます。
普段、言いたいことを言えなくて、
350ミリリットルの缶ビールが1缶、2缶、3缶と、
空くころから、様子が変わってきます。
先ずテレビに、愚痴を言い始めます。
自分が嫌いなタレントが、出演していると、
口汚くののしり始める。
ニュース番組も気に入らない。
政治家、経済評論家、ニュース解説者、
誰が何を言っても、くだらない、何もわかっていない、
こいつら、みんなアホだとこき下ろします。
次の標的は子供たちです。
普段、ほとんど自分から話しかけることのない夫が、
中三の息子に向かって、ゲームばかりやっているから、
成績が上がらないんだ、お前なんか高校へ行かなくていい。
中学を卒業したら働け、母親の教育が悪いから、
こんなアホになったんだと、
多感な年ごろの息子の心を傷つける言葉を、
次から次へと投げかけるのです。
次が妻の番です。
偉そうにしやがって、誰に食わしてもらっていると思っているんだ。
オレに文句言うヒマがあったら、自分で少しは金を稼いで来い。
人を、なんだと思っているんだ。
頼りないだの、あてにならないだのと、ケチをつけて。
しまいには、結婚前に付き合っていた元カレのことまで、
ネチネチと言いだす。
いま思い出しても、ハラワタが煮えくり返るような思いに襲われるのが、
小6の娘に向かっていった言葉です。
お前は、ばば(妻のこと)とそっくりだから、
顔を見るのも嫌だと。
娘が、どれだけ傷ついたことか。
翌日、夫をとがめると、
そんなことは、言った覚えはない。
酔っぱらって、言ったことをいちいち追求されちゃ、
たまらないよと、開き直りとも取れる態度
たぶん、その言葉は一生、許せないでしょうね、
酔っぱらって言ったことを、本気にするなと言いますが、
気が小さい夫のことだから、酔って気が大きくなった勢いで、
本音がポロッと出たともいえるじゃないですか。
最後に、仕事の愚痴と会社の悪口。
俺の苦労なんて、誰もわかっちゃいないんだ、
二年も後に入った奴に、頭を下げられるか。
誰のために、こんなアホくさい仕事を、
ガマンしてやっていると思っているんだ。
会社の奴らはバカばっかりだ。
みんなでオレのことをコケにしやがって。
もうこうなると手が付けられません。
2時間以上も、ネチネチ、グチグチ言い続ける。
会社の飲み会など、外で飲んで帰宅したときは、
もっとひどいです。
お酒を飲んでも、会社の人と一緒のときは、
自分を圧し殺しているのでしょう。
帰宅した途端に、それが爆発します。
お酒が好きなことは、結婚前にわかっていても、
その時は、こんなんじゃありませんよね。
優柔不断なのも、酒癖が悪いことも、
結婚前にはわからないのです。
なんで婚活の時の気付かなかったの、
ちゃんと見極めなかったのって思うかもしれませんが、
一緒に暮らしてみないとわからないことってありますよね。
結婚というものは、マニュアル通りにはいかないものです。
もし婚活時代の自分に戻れたらこんな男は、
決して選ばないという確信など持てないものです。
婚活中は決して本性を見せないものだからです。
だから、結婚前の美点は、結婚後には、
欠点に代わることもあるってこと
知っておいた方がいいです。