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結婚情報サービスと結婚相談所は違うのかについていろいろ
結婚情報サービスと結婚相談所の違い。
適齢期を過ぎて、しかも新たな異性と、
知り合うチャンスがない人にとって、
結婚情報サービスは、最後のよりどころと、
言えるのでしょうか。
先ず、結婚情報サービスの仕組みを説明をしますと、
結婚情報サービスとは、出会いの場を提供するための、
コンピューター・データ・サービスということになります。
つまり、結婚情報サービスとは営利を目的に、
男女の会員のデータ―を提供する会社です。
これに対して結婚相談所とは、特定の男女を紹介して、
仲立ちをして成婚までをフォローしていくもので、
仲人として助言したり、相手先との連絡を、
取ったりするというもので、サービスの内容は違います。
整理しますと、結婚情報サービスとは、
相手のデータを提供するだけ、
それのみに徹しているという組織です。
なので、会員登録をしたときに、
最初に一括で料金を払い込むと、
後は成婚まで一切費用は掛かりません。
これに対して民間の、結婚相談所は、
最初は少額の登録料と入会金だけを払い、
お見合いをするたびに、お見合料を払う、
成婚すると、成婚料を払うというようになっています。
結婚情報サービスに入会している人からの、
男女を問わず、一番多いクレームは、
高い料金を払っているのに、カウンセラーは、
全然相談に乗ってくれないというものです。
それもそのはずで、結婚情報サービスのカウンセリングは、
サービスには含まれていないわけです。
だが、普通の人は、たいがい違った感覚でとらえています。
結婚情報サービスとは、成婚まで、
世話してくれるところだと捉えています。
ここに、会社と会員のすれ違いが、
生まれてしまうわけです。
会社側はサービスを提供しているつもりでも、
会員は不十分、不親切だという不満を持ってしまいます。
結婚情報サービスに入会する人は、
高額な入会金や会費(30~40万円)を払っています。
だから結婚させてくれて当たり前というような気持ちを、
持っています。
もっとも、結婚情報サービスに入会するのをやめる人は、
あまりにも高額な費用を払って入会しても、
必ず結婚できるとは限らないということを、
知っている人か、どこからか聞かされてのことでしょう。
結婚情報サービスが発表している成婚率は30%とうたっています。
だが入会した経験を持つ人たちによれば、
5%いるかいないかでしょうという答えになります。
これが現実でしょう。
事実、入会したのに結婚はおろか、
全然、会わしてもらえなかったという人もいるのです。
つまり会社と会員との認識の差が大きいのです。
会わしてもらえないといえば、お断りの返事は、
紙切れ1枚でなされますので、温情に欠けるといえます。
結婚情報サービスのサービスとは、
相手のデータ―を紹介してくれる、
その点のみなのです。
したがって、入会した後で、それ以上のことを期待してもいけない。
というわけです。
パーティーの後で、親御さんが文句を言ってくる例が、
多いと聞きます。
うちの息子に声をかけてくれる女性がいなかったそうだが、
おたくは、いったい何をしているんだと。
もっとも、パーティーにおいては、結婚情報サービスでも、
カウンセラーを配置して、男女が上手くカップルになれるように、
努力しているところは多く、それでも自分で行動を起こさなければ、
何も進まないのに、その上、手を貸さないのが悪い、
不親切だと文句を言ってくると、カウンセラーもこぼしているのです。
それというのも、会社からは会員の甘えだといわれても仕方ないことで、
そこまで、サービスに入ってないわけですので。
会社側の不適切さを怒ったところで、
かえって自分の結婚が遠くなっていくだけです。
多くの異性を見る目を養う、その機会をお金を払って、
買うところだと割り切った方がまともかも。
ここでは、自分で努力していかなければ、何も得るところがない。
ということだと思います。
これに対して、結婚相談所は、人間性が売りです。
しかしここでも、親切なところと、
いい加減なところが交じっているらしいです。
かつての出会い産業的な相談所もありますが、
その代わり親切な相談所に当たると、
非常に良心的にお世話してもらえます。
いずれにしろ、失敗しながら、泣き言を言いながらでも、
相手探しは、自分自身で探し当てるより仕方ありません。
この点が結婚活動のストレスになるのでしょう。
ここで言えることは、良質な結婚相談所を、
経営しているところもあるということです。
そういうところは、ポイントを抑えるアドバイスをしてくれます。
特に全国的に名の知れた結婚相談所を経営しているところは、
多くの人をお世話した経験上、それなりの見識や、
人を見る目があり、温かみを持って接してくれます。
そういう結婚相談所に出会えるとラッキーです。
できる範囲、一生懸命お世話してくれます。
でも結論は、自分の力で幸せは掴むもので、
所詮、人任せにしては何も決まりません。
言えることは決してあきらめない、
結婚するまで続ける心構えが大事です。
繰り返しになりますが大手の結婚情報サービス会社は、
データ―はたくさん持っていますが、きめ細かさは欠く。
そこでのアドバイザーは、プロ意識があっても、
本当に結婚させようとする意識が希薄です。
それに対して結婚相談所は、
一人一人に緊密にお世話してもらえる。
結婚させることが目的で、
活動してもらえるということです。
なので成婚率は、結婚相談所の方が圧倒的に高くなっています。
しかし結婚情報サービスであっても、結婚相談所であっても、
結婚する人は結婚しますが、結婚できない人もたくさんいます。
ちなみに、入会したときは誰でも強気です。
自分が結婚できないとは夢にも思っていない。
それが半年もすれば、だんだん弱気になって、
不安になってくるものです。
どうしてダメなんでしょうねという言葉が、
結婚相談所では、合言葉になっているくらいです。
最後に言えることは、どんなにお金を出しても、
結婚ばかりは、買うことが出来ないということでしょう。
なぜなら、お互いの合意がなければ結婚は成立しないからです。
親身になってくれない、いい加減なことばかりが多すぎる。
そう会社を避難していれば、気が楽です。
だがその裏側に、自分の甘えがあることに気付いた人だけが、
結婚できるというものです。
もっとも結婚情報サービスの成婚率が低いのは、
会社の責任ばかりではなく、本人の認識の違いもあるでしょう。