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初めての相手と会うときの時間をどう過ごすかあれこれ
初デート2時間をどう過ごすか
正直なところ、初対面の相手、何も知らない相手と二人っきりで、
話をしなければならないのは、かなりの苦痛を強いられます。
簡単なプロフィールだけの予備知識で、
お互いの共通点は、これからの会話の中で、
見つけ出していかなければなりませんので。
しかも相手はもしかしたら、一生一緒に過ごすようになる、
人になるのかもしれません。
つまり、生活の場で、すべてをさらけ出す間柄になるかもしれない人です。
そう考えると、2時間をどう過ごすかはかなりプレッシャーです。
しかしこちらがとまどっている以上に、相手も同じ感情だと思います。
習慣的に、女性は受け身、男性は能動的にという社会の掟があるわけで、
それは現在ではなくなりつつあっても、男性は男らしく、
女性は女らしく振る舞うことを暗黙のうちに要求されて、
女性は控えめで、男性はそのような人を、
どのようにリードしていけばいいのか、
悩みながら過ごすに違いありません。
話を切り出すにしても、まずその第一声からして、
考えてしまうというものです。
実際、一言二言かわしてみて、これは合わないなと感じた場合でも、
それでは、さようならというわけにはいきません。
社会人としては礼儀正しく、常識的にふるまうことを余儀なくされます。
こうなると2時間という時間は、もはや拷問と化します。
会話も職務質問のようになってしまいます。
せっかくいい服を着て、女性ならお化粧までして、
都心に出てきて、なんでこんな思いをしなくてはならないのか、
心の中ではさんざん自分の運命を呪ってみることもあるでしょう。
それもまた試練でしょうか。
そういう場合、おそらく相手も同じ感情であるに違いありません。
なので余計会話が進まない。
これではだめだと思っても、時間はつぶさなければなりません。
だんだんこちらの作り笑顔も限界になって、ひきつってきたりします。
そういう苦い思いは、誰にでもあるかもしれません。
地方だとドライブという手段があるのでまだマシでしょう。
とにかく向かい合う形からは解放されるわけですし、
こちらの表情も見られないで済みます。
これは、なかなかだと思います。
男性にしても車を運転していれば、、
とりあえず手持ち無沙汰から解放されます。
しかしその中で、えんえん沈黙が続くことを考えると、
こちらの方が恐ろしいことです。
第一回のお見合いは、お互いに接点があるかどうかを見極め、
二人の時間は、流れに任すしかないのかもしれません。
これで決まってしまうかもと思うと、ストレスがかかって、
かえって苦しくなってしまうのかしれません。
でもほとんどの場合は緊張でぎこちなくなるのでしょう。
お見合いは、一回目に二人とも頑張りすぎますので、
別れてからぐったりということが起こりがちです。
なので最初はお茶だけにしておいてというのがいいのでは。
食事をしながら気軽に会話を交わすなんて初めから無理では。
でも問題は、お互いのコミュニケ―ションを、
どうやって図るかということが一番難しい点です。
気まずさを避けるために、言わなくてもいいようなことまで言ってしまって、
ぼろが出てしまうこともあるので、無理に自分からは話さないほうがいいのでは。
やはりデートする前は、こんなことを話そうかとか、
あんなことを聞こうとか前もって準備をするものですが、
いざデートになると何を話したのかは覚えていないものです。
デートした場所とか、時間は思い出しても、
何を話したのか、会話の中身は上の空でしょう。
最も大切なのは、お互いに気に入れば話題がどうのとか、
何をどう話すなんてことは、すべて吹っ飛んでしまうことだと思います。
二人で過ごす時間が、ただ楽しい。
そうでなければ、結婚はできないものだと思っています。