婚活市場は中古車市場あれこれ

 

最近は、婚活ビジネスや、マッチングビジネスのようなものが、


盛んになっています。

 

晩婚化が進んでいますので、婚活ビジネスが成り立つのです。

 

 

ところが、男女のお互いへの無理解のせいで、

 

マッチングビジネスを利用している人は、


うがった目で見られることがあります。

 

古い男女間にとらわれて、このサービスを利用している人の価値を、

正当に評価できないわけです。
 

これは中古車市場の問題と一緒です。

 

 

つまり中古車として、市場に出回っているなら、

何か欠陥があるのだろうという推定が働いて、

いい状態の中古車も、最低の中古車と同じ価格に近付いてしまうというものです。

 

 

これは婚活市場の結婚しないでいる人は、

何かダメな理由があるのだろうといった推定が、

働くことになります。

 

なので、ますます結婚に遠ざかります。

 

４０代でバツイチの男性と未婚の男性だったら、

絶対バツイチの方が選ばれるわけです。

 

女性も同じです。

 

３５歳や４０歳でバツイチと未婚だったらどちらが選ばれるでしょうか。

 

この年で未婚だと、何か問題があるのだろうとみられがちです。

 

婚活ビジネスは、基本的に中古車市場です。

 

自分は中古車でなくても、その市場に入ってしまうことで、

 

本当に中古車になってしまうわけです。

 

でも、さすがに自分のコミュ二ティの範囲とか、


知人に紹介される範囲だと、
 

中古車ではないという推定がそれなりに働きます。

 

婚活市場だと、本当に縁もゆかりもない人を、

データ―だけで結びつけてしまう可能性があるので、

データー以外では、確証を得られないという問題があるわけです。

 

しかし、いまは婚活ビジネスでしか出会いのチャンスがない人も多くいます。
 

むしろ、出会って失敗しても、又、いくらでもリカバーできますので、

積極的に利用したほうがいいと考えます。