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なぜ血の繋がっていない者同士が婚活をして結婚するかについて詳しく
結婚するのは、子孫を残すためにあります。
とはいっても、人間の場合は、
ただ子孫を残すだけではダメで、
その後、家族みんなが普通の生活を、
できなければいけません。
なので経済力が必要になるのです。
結婚とは、血の繋がっていないもの同士を、
愛情で結びつける手段です。
結婚は、人と人の結びつきで生まれ、
家庭が形成され、社会が形成されるというわけで、
結婚の根底にあるのは生殖の問題です。
ということで、人間にとっては生殖というのは、
とても重要な役割です。
生殖の時、なぜ血のつながっていない者同士の、
組み合わせがいいかといえば、
上手にDNAを混ぜるためです。
もしDNAを混ぜる必要がなければ、
単性生殖(無性生殖)すればいいでしょう。
効率的に子孫を増やしたいなら、誰でもいいから、
単に男と女を組み合わせるだけでよいのですが、
ところが、単性生殖だと、
同じ遺伝子がコピーされてしまいます。
そのためDNAが混ざらず、生殖淘汰が進みません、
なので、その後の環境変化に弱くなるというのです。
環境変化に対して強くなるためには、
異なる遺伝子を持った男性と女性を組み合わせて、
XY生殖(有性生殖)をした方が、
いいということになるわけです。
なので、偶然の出会いをぐちゃぐちゃに、
混ぜなければいけないわけです。
DNAをぐちゃぐちゃに混ぜるときに、
どうしても婚活が必要なのです。
だから動物も婚活をします。
相手は誰でもいいわけではなく、
それぞれ、ちゃんとメスが選ぶようになっています。
女性は一生に使える卵子の数が限られていますので、
ほとんど無限に近ぐらい精子を作れる男性に比べると、
どうしても選択的感覚になります。
女性の方が結婚に慎重というか、
少なくても性行為に慎重なのは、このためです。
もちろん結婚してセックスしたからといって、
必ずしも子供が生まれると限っているわけではありませんが、
それでも、女性がそうした行為に対して慎重なのは、
そこに生物としての人間の特徴が表れているからです。
これに対して男性は、自分の子孫を残す一番簡単な方法が、
よりたくさんの女性とセックスすることです。
そのため女性に比べると性行為に積極的です。
ただ、男性の場合、セックスをするためには、
お金が必要になってきます。
これは奥さんや子供を食べさせる能力と言い換えてもいいでしょうし、
もっと昔は、狩をする能力だったことでしょう。
自分の子孫を残すためには、世の中の資源をたくさん自分に集めて、
自分の周りに配分できるようにする必要があるわけです。
世の中の資源をたくさん集める行為を、現代風に言い換えると、
お金儲けとか、稼ぐ行為といった言い方になります。
子孫をやたら残したい男性が、
たくさん稼ごうとしているのか、稼いだ結果として、
結婚して子孫を残したいと思うのか順番はどちらでもいいのですが、
要は、生殖で望む相手とミックスされるために、
一番勝ち残りやすいのは、男性の経済力があるかどうかになってきます。
もっとも、女性の場合は、きれいにならなければならないわけです。
キレイになるためにもやはり、経済力は必要であって、
詰まる所、男性でも女性でも、勝ち残っていくためには、
経済力を求める必人が多く、
結婚には、経済力がある人が有利なのです。
やはり、最終的に言えることは、
血の繋がっていない者同士が婚活をして結婚することと、
経済は密接に関係しているということです。