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見合い結婚か、恋愛結婚かあれこれ
先ず最初に恋愛結婚だから幸せとか、
見合い結婚だから不幸せというのは一概に言えません。
恋愛結婚するのは、本当にいいのかどうかという議論があります。
恋愛で、いっぺんに結婚してしまった時に、
実はあまりにも社会的な立場や、考え方が違ったり、
雰囲気が違ったりすると、お互いに不幸になってしまうわけです。
大好きだからということで結婚するのは、
それなりにリスクもあるということでしょう。
でも結婚することそのものにも意義がありまして、
少しでも恋愛感情がなければ結婚そのものにも持って行けないわけです。
そして結婚した後に、幸せになるかどうかは別で、
その後の二人の結婚生活を経ることでわかってくることであって、
見合いでも、恋愛でも結婚したときは同じ状態です。
見合いの場合は、恋愛感情がゼロでも、
この人と結婚できるかという問題を最初にクリアしているので、
長続きする可能性は高くなります。
恋愛結婚というのは、なまじ恋愛というのが先にあっただけに、
恋愛の効用が落ちてくると、マイナスの方向に働くことになるのです。
つまり恋愛の効用は、結婚したときがピークであって、
その後は落ちてくるものなのです。
そういう意味では、恋愛というのは非常にはかないもので、
持ってせいぜい2年ぐらいと言われます。
人はなぜ恋に落ちるのかと考えてみれば、
恋愛をすると、頭の中にそれまでになかった物質が出てきて、
そして脳内にあばたもえくぼ状態を作り出して、
相手の欠点が見えなくなり、美点ばかり目立って、
そのうちお互いに自分の意志で、結婚届に印鑑を押しているのです。
動物も人間も、誰にでも、一目ぼれするというわけではなく、
どんなに条件が良くても、好きにならない人は好きになりません。
好き嫌いというのは、非常に微妙なバランスの中で決まってくるもので、
見合いでも、相性が悪い人と結婚してしまうと、
やっていけなくて、当然離婚することになってしまうわけです。
要は、相手のもたらす負の効用に耐えきれるかどうかです。
正の効用がものすごくたくさんないとだめだというわけではなく、
結婚活動は、負の効用があるとダメみたいです。
見合いの場合は、恋愛感情ゼロでも結婚するかもしれませんが、
結婚してから、恋愛感情が生まれることもあります。
見合いと恋愛の違いは、ある程度、規制されて整えられた市場から選ぶのか、
完全に自由市場でいくのかという違いだけです。
こちらが言えることは、どちらの市場がよいかわからなければ、
両方してみるということです。
目的があって、それに対してなるべく多くプランを出して、
その中から最適なものを選ぶ方がいいわけです。
ただ、気を付けなければならないのは、
結婚の場合は時間的な制限がありますので、
一定期間になるべくたくさんの情報を得るようにして、
その中で最適なものを選ぶということが重要になります。