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イギリス農村結婚事情あれこれ
英国の農村も、嫁不足です。
農村は交通の便も悪く、
異性との出会いや、会話の機会がないことが原因で、
イギリスも、日本と同じように結婚難です。
しかし最近は嫁不足も、改善されてきています。
それは、交通網の発達で行動半径も広がり、
何より農業青年の、大学進学率が向上し、
多くの人との交流の機会が、得られたことがあります。
イギリスの大学進学率が、25%と言う中で、
ここへきて、農業者の進学率は、比較的高くなっており、
農業者の50%が、カレッジに進学すると言われます。
農業技術、経営はもとより、農村観光や,
地域振興に至るまで、学んでいます。
又、村ごとに農村の青年男女で、構成される集会があったりして、
そこで出会って、結婚するケースも増えています。
日本の農業青年団体や、地域青年団組織が風前の灯火という中で、
なんとも羨ましい話です。
農村青年が、地域全体の豊かさを、ビジネスすることも、
含めて学んでいると、言われています。
日本の農水省が提唱して以来、農村各地に、
広がりを見せる、グリーン・ツーリズムは、
そもそもイギリスを含めた、西欧に起源すると言われます。
イギリスを含めた、西洋諸国では、いまから30年以上も前から、
農村を、自然豊かで快適な暮らし、レジャーの宝庫ととらえ、
田園地域に、社会的価値があるという認識を生み出しています。
農村を、農産物生産という経営メリットだけで捉えるのではなく、
豊かな環境を利用した、多角的経営として、
観光、農村民泊を含むグリーン、ツーリズムが生まれています。
最近のイギリスは、創造のキャンパス、ビジネスの基本的資源である、
土地を持つ農村男性を、求める女性が多くなったといいます。
このため、農村に目を向ける女性が、多くなったのは事実です。
そのためイギリスでは、現在、嫁不足とは言えないようになっています。
でも、男性側もそうした、女性の変化に対応する認識を、
持たなければ、再び、結婚難になるという危険を含んでいます。