{blog_description}
男性の魅力として経済力が、重視されるのは、今でも、
結婚したら、収入の大部分は男性に頼ろうという、
従来型の意識をもつ女性が、健在だと言えます。
男性自身にも、その意識は高く、男女とも約7割がそうです。
当然だと思うかもしれませんが、欧米では1、2割にすぎませんから、
日本特有な状況だと、言えるかもしれません。
ともかく、男性にとっては、経済的魅力が一番でした。
かつては、それだけで結婚資格はOKでした。
以前は、ほとんどの男性が経済力を、持っていたので結婚できたわけです。
なぜなら、真面目に働きさえすれば、右肩上がりの経済の下、
収入が安定して増大していくことが、期待できたからです。
ところが今は、そうではありません。
非正規社員男性もいれば、正社員でも、
収入が上がらない男性も、増えています。
結局、収入の上昇が期待できない層の増加につれ、
結婚したくてもできない人が、増えてきているわけです。
さらに、現在は、コミュニケーション能力が必要ですね。
恋愛経験の多い男性と、少ない男性の間の格差はありますね。
と言うのは今もまだ、昔と同様、声をかけてリードするのは男性から、
というのが、根強く残っているからです。
となると、声の掛け方、誘い方などが重要で、
これらはいずれも、経験値がものを言います。
手なれた人ほど、持てるわけです。
経験のない人は、経験がないことでますますモテなくなります。
女性の場合は、男性と付き合わなくても、
コミュニケーション能力はありますし、その気になれば、
鍛える場が、たくさんありますが、
男性の場合、女性と付き合わなければ、
コミュニケーション能力は、なかなか鍛えられません。
もちろん、上下関係を前提とした、仕事上のコミュニケーション能力なら、
仕事を通じて、鍛えられているかも知れませんが、
対等な男女関係の中で、相手が何をしてほしいと思っているもか、
したいと思っているのか、いち早く察知するなんてことは、
恋愛経験のない男性にとっては、とんでもなく難しいことです。
以前は、コミュニケーション能力など無くても、
結婚することは、できていました。
でも、今はコミュニケーション能力がなければ、
いくら頭が良くても、誰の目にも止まりません。
今高学歴ワーキングプアと言って、
博士課程を出ながら、就職口のない人が多くなっています。
いくら学歴が良くても、コミュニケーション能力がなければ、
結婚することも、できなくなっています。