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未婚男性だけの問題にするのはかわいそうな側面もあります。
近年結婚する環境が、著しく悪くなっています。
悪くなったのは、男性の職業面や、収入面の不安定さが増したことも、
影響していますが、女性の目が非常に厳しくなったということがあるのです。
それだけ女性は、結婚に対して真剣であるというわけです。
もともと、昔から男性に対して厳しかったのですが、
近年はとみに厳しいわけです。
特に、親と同居しながら働いている女性は、
非常に豊かな生活をしています。
贅沢な食事や海外旅行などをして食と目を肥やし、
お化粧や洋服にどんどんお金をかけています。
くわえて時間的余裕がありますので、
国内、海外旅行も楽しんでいます。
よほどのお金持ち男性でなければ、扱いきれず、
結婚して家庭を持つと、彼女たちの生活レベルは下がってしまうわけです。
なので、それを補って余りあるほどの魅力がない男性では、
入りません。私は結婚しないで生きていきます。
となるわけです。
実際、女性たちは本気でそう思っているのですよ。
では、結婚率がかなり高かった私たちの親世代の男性が、
みんなおしゃれで、コミュ二ケーション力があったのかというと
いささか心細いとしか、申し上げようがありません。
というのは、彼らの時代は女性が男性に求める基準が高くなかったため、
普通に仕事をしていれば、誰でも結婚できたと言われていました。
今、熟年離婚が増えているのは、
親世代の意識も高まってきた表れだといえるかもしれませんよね。
結婚という市場が厳しさを増しているならば、
お客さんである女性に、いいな。買いたいわ、
と思ってもらえる男性にならなければならないわけです。
自分という商品を、売っているのだと認識して、
小手先でなく、本心から磨きをかける努力をしなければ、
結婚することは難しい時代だといえるでしょう。