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親の代理見合いについてあれこれ
結婚紹介サービスでは、親の代理見合いを開催することがあります。
つまり親御さんによる、代理見合いです。
子を思う親の気持ちが、ひしひしと伝わるものです。
代理見合いの中身は、子供の写真がスクリーンに大きく写し出され、
親が立って、自分の息子や、娘のアピールをします。
簡単な出身や学歴、仕事、など
ひとことアピールと、プロフィールシートが、
事前に配布されていて、男女とも、ほとんどが大卒です。
最初からセレクションされた、ある程度裕福な、
日本の、中流階級といった人たちです。
息子と言っても、たいてい30代から40代です。
みんなまじめで仕事はコツコツ、本当に優しい子供でございます。
と親はアピールします。
真面目で仕事はコツコツ、優しい人は、
昔はとっくに、結婚できていました。
でも今はそれだけでは、結婚できない時代だと実感できます。
娘の方は、20代後半から40代前半で、普通の日本の中流階級の
お嬢さんたちです。
プロフィールはと言うと、明るく、優しく旅行好きなどと、
結構、活発な人が多いです。
親たちにしてみたら、自分たちが当たり前にしてきた、
結婚という、胸弾むワークを、
なぜ自分の、しかも、ちゃんと真面目に仕事をしてきた息子や、
娘たちが越えられないのか、
理解の範疇をこえているわけです。
今は恋愛の時代だから、親はとやかく言うべきではないと、
待っていれば、そのうち結婚するだろうと思っていたら、
いつまでたっても、その気配がないという。
もうしょうがないのでと、重い腰を上げてやってきているというのでしょうか。
親の方は、出しゃばった感じの方というのは、
いらっしゃらなくて、
普段、人前で話すことのない、
控え目な人が、ほとんどです。
団塊の世代より上のご夫婦、お父様方、お母様方は、
ここにくるまでに、どんなに葛藤があったのかと、
胸に迫るものがあります。
ただ、もしこれをアメリカの人が見たら何と言うだろうか。
疑問も残ります。