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婚活というのは、市場原理から言えば自由競争なのですについてあれこれ詳しく。
自由なだけに婚活には、特に制限はありません。
もちろん婚活は参入も、退出も自由です。
だからこそ、婚活は厳しいといわざるを得ません。
社会全体による品評会的なもの、
例えば成人式や、盆踊りなどは、
まさに、婚活以前の婚活恋愛市場そのものだったのです。
女性に選ばれる男性というのは、やはり基本的には、
ちゃんと子供の面倒も見てくれるし、お金ももちろん稼いでくれるし、
しかも、浮気しないという人になるわけです。
婚活であろうとなかろうと、何かの拍子でお互いに好きになると、
最初の半年位は、あばたもえくぼ状態が続きます。
結婚活動が成就すれば、結婚ということになりますが、
セックスしたり、妊娠したりして、社会的に周りを固められていくわけです。
つまりその時点で、親戚縁者もすべて巻き込んで、
簡単には婚姻状態をやめられないように固めてしまいます。
ところが純粋に、結婚相手に対する好感というものは、
結婚したと同時に減価していくわけです。
家庭心理学の権威者は、結婚の効用は結婚したときがピークで、
後は減るものと言っていますが、まさにこれは結婚の本質を突いた発言です。
婚活の価値とは、あまりよく考えないうちに、
ぼーっとペアを作らせてしまって、
その後の人生を決めてしまうところがあるわけです。
婚活の成就は、時間が経ってからできるというものではなく、
今ここで結婚しておかないと、永遠に結婚できないだろうと、
思って、結婚してしまうところにあるのです。
ここで注目することは、この結婚にはその後の負担まで入れて、
割に合うかどうかなんて考えて結婚する人はいないということです。
とりあえず、これを逃してはいけないと思って結婚してしまうわけです。
おおかた、その後の負担を考えたら割に合わないのですが、
それでも結局、個人としては合わなくても、
人類全体にとっては、子孫を増やしてもらった方がいいわけです。
婚活のゴールは、完全に2人の提携です。
そしてその提携は、まさに企業の合併と似て、
お互いの欠点を補い合うことになります。
したがって夫婦は最小限の組織というものです。
よく1人口は食えぬが2人口は食えるといいますが、
又、子供は食いブチを見つけてくれるといわれ、
ある意味、企業が生き残るためにM&A(企業合併)を、
するようなイメージで、考えた方がわかりやすいでしょう。
つまり結婚は、M&Aそのものといっていいでしょう。
特に女性は、男性に比べると年齢による正味の減価が早いので、
だからこそ、女性の方が結婚については真剣なのです。
女性の場合は、24歳をピークに価値が落ちていくといわれますし、
結婚の耐用年数は20歳から35歳の間になっていると考えられます。
なので、35歳を境に急に減価が起こり、40歳を超えると価値がなくなり、
価値がなくなったものは、誰も買わないというようになるのです。