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結婚したら、仕事を辞めるのかについてあれこれ。
女性で現在の、仕事にやりがいを持っている人は、圧倒的に少なく、
不況のせいで、結婚後も専業主婦というに理想を、
手に入れることは昔と違い、不可能だと思っている人が多いわけです。
なので結婚しても、仕事をしていきたいと答えています。
なぜなら、専業主婦をしていても、裕福でないために、
落ち着かないためだと考えます。
つまり結婚しても、仕事を続けたいという人は、
仕事自体を、したいのはなく、
現在の社会では、昔と違い専業主婦をしていても、
豊かになれないわけです。
かといって、結婚後も仕事を続けていても、
豊かになれるという保証はありません。
子供を産んでも、仕事を続ける条件を整備すれば、
結婚が増えるはずだと言われますが、
非正規雇用に就く、未婚女性が増え、
結婚したら、こんな仕事を辞めたいと思っている女性は、
むしろ、多くなっています。
日本社会に、少子化という言葉が定着していますが、
日本で子供を産むことが、少なくなることに関して、
さまざまな調査や議論がなされ、さまざまな対策が提案され、
実施されています。
しかし、いつも疑問に思うのは、少子化の直接の要因が、
未婚化つまり、結婚する人の減少にもあるにもかかわらず、
少子化対策として打ち出されるものは、子育て支援、
つまり保育所整備や育児休業導入や、児童手当、子供手当なのです。
結婚する人の減少と子育て支援は、直接結びつかないという事は、
少し考えれば、誰でもわかることなのに。
結婚して子供を育てると、仕事を辞めなくてはならないと、
考える女性が、多くなったから結婚が少なくなった。
だから、子供を産んでも、仕事を続ける条件を整備すれば、
結婚が、増えるはずだと言われますが、
こんなものは少子化対策でもなんでもありません。
少子化対策であろうが、無かろうが、
子育てしやすい社会にすることは賛成です、
しかし、結婚していない人が増えているという現実を無視して、
少子化対策を進めても、効果が上がると言えるのでしょうか。
人はどのようにして、結婚に踏み切るのかという実態や、
その時代的変化についての、把握がなされず、
中高年の政策担当者や、研究者は現在若年層の、
男女交際に、起こっているいる現実を、
全くといっていいほど、理解していません。
彼らは結婚なんて、したくなれば簡単にできるものだと、
思っているふしがあります。
確かに、20年以上前まではそうだったと言えるかもしれません。
しかし現在は、結婚したくてもできないという現実が、
広汎に広がっています。
というわけで、結婚したら仕事を辞めるのかといえば、
結婚後も仕事を続けるというのが、圧倒的に多いと思います。