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婚活の本来の意図は、性役割分業で全員がうまくやっていくのは、
もう無理だという覚悟を、女性に求めるものでした。
女性が期待する、年収を稼ぐ男性の絶対数が少ないことを認識させ、
男性が高収入でなくても、自分が稼いで収入を得れば、
そこそこの生活ができるという事を、認識させることにあったはずです。
だから、好きな人を見つけて、彼が高収入でなくても結婚して、
共働きで、生活しなさいという勧めになるわけです。
しかし、女性の結婚特集の雑誌や、マニュアル本には、
いまだ高収入男性と結婚する特集とか、このようにすれば、
少数になった高収入男性と結婚できると。
あるいは高収入男性との合コンや、
パーティーに、参加をする方法などの幻想を、
作りだしているものが多いです。
今は、年収600万円以上の未婚男性は、多く見積もっても、
未婚男性の、2~3%にすぎない現実があるわけです。
さらにリーマンショック後でさらに、年収400万円を得ている人にしても、
3割いくかどうかという現実があります。
しかし未婚女性は、何故か諦めないわけです。
未婚女性に、ヒアリングしてみても、
何人かの未婚女性が言うことには、少数の高収入男性が、
さらに少なくなったという事実を示しても、
彼女たちは、、それは分かっているというわけです。
しかし、高収入男性と結婚できる可能性はゼロではない。
ゼロでなければ、自分がなっても、おかしくないというわけです。
なれるはずという幻想に浸るのです。
年収が高い男性を、ゲットするために婚活しても、
統計的に、その大多数は失敗しています。
待っていれば理想的な男性が、現れるというのも幻想ならば、
婚活すれば理想の男性と、結婚できるというのも幻想になっています。