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お見合いパーティに参加してみてあれこれ
参加者は、男性24人女性16人。
思ったより女性が少なく、このパーティに期待していたのに、
少々心残り。
しかし見渡してみた感じでは、これはと思う人は特にいない。
推察ですが男女とも年齢層が高いように思う。
トークタイムの時に、時間が長く感じた。
特別話さなければならないことが見当たらず、
女性の席が少なく男性の席が多いため、
女性の席が余っている。
女性と話をしていない男性の間に来れば、横の人に会話の内容がわかるために、
落ち着かない。
女性の職業は、OL、保母、看護士、店員、派遣社員、介護職員、家事手伝いなど。
アドバイザーの女性が後ろの方に控えている。
外部からの知らせがあるのか、ドアの外の人と話をしている。
会場は普通のホテルで、外は騒がしい。
一通り話し終わり、トークタイムが終了する。
中間インプレッションを記入してくださいと女性スタッフの声。
私はなんとなく話がしやすかった女性の番号にマルを付けた。
本当はあまり気に入った女性はいなかった。
私の中間インプレッションの結果が帰ってくる。
2つマルを付けてもらっていた。
しかし、番号と顔が一致しない。
選んでくれた人はどんな人か見当がつかない。
まあ、番号と女性を照らし合わせて、
確認だけはしておこうと思った
やがて最終結果が発表される。
ところが、私を選んでくれた人はいなかった。
この中から9組のカップルができたのには驚いた。
発表が終わると、男性が先に退場、
下のホールで女性が下りてくるのを待つ。
このメンバーで9組もカップルが誕生したことで、
パーティの目的がわかった。
これは、理想の相手を見つけようとか、
10歳も年下の相手を見つけるという気持ちで、
参加するパーティではない。
あくまでも身の丈に合った人同士が結ばれるという、
ごく普通の集団見合いそのもの。
参加した大部分の人は、もはや高望みしている場合ではないと言うことが、
理解できている人だ。
なので、相手の外見にこだわっていない。
考え方が保守的な人が集まるパーティということが言える。
そうとは知らず素敵な女性がいっぱいいると思って参加した自分。
ちょっと期待が大きかった分、的外れな感が否めなかった。
しかし40才を超えているのに、相手を年齢でしか判断しない自分の方が、
どうかしている。
このパーティに参加して思ったことは、
涙が出るくらい妥協しなければならということ。
婚活の実態は理想の相手を見つけるのではなく、
悲しいほどの妥協をどこまでできるかが勝負。
大変情けなく希望のない活動であるが、
思ったことは一つ結婚するのは厳しいということ。
そうかといって、婚活をしないでいると、
いつまでも結婚しないまま、確実に老けていく。
これもまた耐えられない。
ともかく条件に劣る人でも、お見合いパーティに参加することは、
非常に意義がある。
女性となかなか会ってもらえない人でも、こういうところへ来れば、
話ができる。
お見合いパーティには婚姻歴のある人も参加している。
そういう人は自分と相手との釣り合いを考えて、
冷静に同じ条件の人を選んでいるようだ。
又40才を超えて完全に中年太りしている人でもカップルになれる。
自分とのバランスを考えて、初めから年齢の高い人を選ぶのだ。
他の参加者や業者の人たちからは、
カップルになって良かったと思ってもらえるだろうが、
本当は両者とも極限まで妥協した結果かも知れない。
それでも気にすることはない。
現実の前に厳しいほど妥協しなければならない。
それがこのパーティに参加して思ったことです。